皆さんは「ガイド 瞑想」という言葉を聞いたことがありますか。
「誘導瞑想」と呼ばれていることもあります。
これも瞑想の一種 なのですが、瞑想を言葉でガイドするという瞑想です。
「瞑想をガイドするってどういうこと?」と思われる方もいるかもしれません。
では、バスガイドさんを思い浮かべてみてください。
バスガイドさんは、お客さんと一緒にバスに乗って移動しながら、 窓から見える建物や名所旧跡などの説明をしますよね。
お客さんにとって初めて見るものばかりですから、説明が必要です。
ガイド 瞑想も少しバスツアーに似ています。
バスツアーは外の世界のツアーですが、ガイド 瞑想は自分の内側の世界のツアーと考えたらわかりやすいかもしれません。
自分だけで瞑想すると、目をつぶって静かに座っても、 具体的に何をしたらいいのかよくわからないんです...というお声をよく耳にし ます。
その結果、寝てしまったり、起きてはいたものの瞑想らしい体験ができなかったり。
そんな時、どこに意識を持って行ったらいいのか、その都度声を掛けてくれる瞑想ファシリテーターがいると、自分の内側の世界に意識を行き渡らせるガイドになってくれます。
バスガイドさんが「右手をご覧ください。」と言葉とジェスチャーで注意を引きますよね。
同じように、瞑想ファシリテーターが「それでは今 肩のあたりはどんな感じがしますか。」 などと、体の部分や呼吸や思考や感情に注意を引くことで、 自分では意識を向けづらいことにも意識が持って行きやすくなるん です。
私は、ガイド瞑想もガイドなしの瞑想もどちらも好きです。
瞑想を始めたばかりの頃は、ガイド瞑想の存在は本当にありがたかったです。
自分だけで瞑想していると、気がついたら思考にとらわれていたり、感情に巻き込まれたり、 あるいは眠りに落ちてしまったりすることがよくありました。
内側に意識を向けて保つというのは、簡単なようでなかなか難しいと感じています。
初めから上手な人もいますが、 テクニックですので、学んで練習することが上達の秘訣 だと思い練習を続けています。
ですので、X 上のスペースでアクティブ 瞑想の体験会をした後、残してあるレコーディングは、ガイド 瞑想として活用していただけたらと思っています。