アクティブ瞑想が教えてくれたこと

10年にわたる瞑想とヒーリングの学びと気づきの記録

感情に飲み込まれないようになるには

皆さんは自分の感情とうまく付き合えていますか?

 

例えば、こんなことはありませんか?

嫌なことがあった時、悲しさやみじめな気持ちがなかなか去ってくれず、鬱々とした気分が続いてしまう...

不当な扱いをされた時、腹が立ってイライラしてしまう...

自分の言動が違ったら、そのようなことが起こらなかったのではないかと思って、くよくよ考えてしまう...

などなど。

 

私は長年、自分の感情と折り合いをつけるのに苦労してきました。

上に挙げた例は、どれも私が実際に体験してきたことです。

 

そして、ネガティブな感情はもちろんのこと、ポジティブな感情、例えば喜びやワクワク感なども、大きすぎる場合には振り回されてしまうことがありました。

うれしいことがあった時、浮足立ってしまったり、喜びに浸ってしまったり。

ですので、エモーショナル・インテリジェンス(emotional intelligence)を身につけたいと思って試行錯誤してきました。

そしてアクティブ瞑想のおかげで、少しずつ自分の感情をうまく扱えるようになってきました。

 

もちろん、これは一生続く学びだと思いますが、以前の自分だったらイライラしてしまっていただろう場面に遭遇しても波立たない自分の心を感じると、「少しは成長しているのだなあ」とうれしくなります。

 

アクティブ瞑想では、まず、自分の感情に「気づく」のが最初のステップです。

次に、その感情を「感じる」。

そしてその感情を「感じきる」ことによってその感情は「昇華する」ことができるようになります。

 

ネガティブな感情、特に長年押し殺してきた感情の場合、「気づく」だけでも圧倒されそうになることがあるので、無理せずに少しずつ進めていかなければいけません。

今まで見ないようにしてきた感情に向かい合うというのは、とても勇気のいることです。

でも、覚悟を決めて向かい合うことで、変容への扉が開いていきます。

 

また、アクティブ瞑想ではその感情を動きを通して「感じきる」ことで、感情が「昇華」しやすくなります。

何度体験しても、ネガティブな感情が昇華していく瞬間は感動的です。

そのプロセスは苦しいと感じる瞬間もありますが、それを乗り越えて、澄み渡った心にいきいきとしたエネルギーが満ちているのを感じると、がんばってよかった...と思えます。

また、以前は反応していた場面に反応しなくなっている自分の存在は、大きな励みになります。

 

感情に振り回されなくなると、人生がスムーズに進み始めるのを感じます。

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